この記事の構成は新入社員が抱えがちな不安3つを挙げ、その不安とどのように向き合きばいいのか、そしてどのように行動すればいいのかを私の経験を元に書いています。
ちなみにわたしは今年の4月で社会に出て18年目に突入しました。
経歴は超ブラックアパレルメーカー(上場企業)⇒超ブラック不動産仲介営業会社(割と大手)⇒超絶ホワイトアパレルメーカー(現職・中小企業)
新卒で入社した中小企業に毛が生えた程度の超ブラック上場企業での経験を書いてます。
世間知らずのわたしが死ぬ気で頑張ってポジションを掴んだ経験があるので少しでも皆さんの参考にしてもらえたら幸いです。
仕事が覚えられるかな…
同期の中で遅れをとってないかな…
こんな不安を抱えている人は最後まで読んでみてください。
この不安との向き合い方と、どう行動するべきなのか理解できます!
人間関係
学生時代とは違い、幅広い年代の人と関わらなければなりません。自社の社員だけでなく部署によっては取引先、仕入先、関連企業など、多様な関係性の中でコミュニケーションを図っていく必要があります。
まず最初に抱える不安は上司や先輩、同期の仲間と上手くやっていけるのだろうかということではないでしょうか。
同期は同じ環境(抱えている不安が同じ)に飛び込んでいくコミュニティなのでよほど癖のある人間でなければ良好な関係を築く努力を全員がすると思います。
よき友でありよきライバルです。大切にするべき仲間だと認識しましょう。
有能そうな歳の近い先輩に近づきましょう!
私が実行した技を紹介します。
それは先輩の仕事が終わるまで帰らずに待っておくことです。
新人らしく勉強をするフリ?をして有能そうな先輩が帰るのを見計らってました。
毎日やるとあざといので逆効果。注意が必要です!
同じタイミングで帰ることがたびたび重なってくると食事に誘ってもらうようになり、その先輩からつながりが増えて回りの先輩たちにかわいがってもらえるようになりました。
おかげで会社の情報、他部署との関わり方、営業手法などは他の同期より速く覚えることができました。
そんな古典的な方法かい!というツッコミが聞こえてきそうです(笑)
1週間悩みに悩んで思いついたのがこの方法ですよ。そう、わたしは決して頭がよいわけではございません。
でも同期の中でもいち早く先輩にかわいがってもらえるようになり仕事も早く覚えることができたんです。
何もしないよりはるかに効果的だったってことです。
ある程度の規模の企業や公務員、金融関係であれば定期的に上司は入れ替わると思うので数年我慢すればいいと思います。
そうでない場合、仲良くなった先輩などに気軽に相談する環境を自分で作っておくことが大切です。
面倒で嫌な上司っていうのは多くの人から敬遠されているはずです。
なのであなたに味方してくれる人は多いはず。その回りの優しさと自分の忍耐力で乗り切りましょう!
いやいや、そんなんで乗り切れないでしょ!って思われるかもしれませんが、本当です。自分のことをちゃんと認めてくれる人がいれば頑張れるものです。
一匹狼でひたすら走り続ける精神の持ち主なら別ですが。
色々手を尽くしても我慢できない場合は即会社を辞めることをおすすめします。
誰も助けてくれず、上司も無能。そんな会社は辞めるべき。
ダラダラと続けるくらいならスパッと辞めて次のライフスタイルを模索しましょう!
仕事が覚えられるか不安
あなたがこの世に覚えられない仕事などありません!
自分の能力とかけ離れた会社には入れませんし、仕事はまわってきません。
今の環境があなたにとって最適値だと思って下さい。
ちょっと難しいと感じることでも続けていけば絶対にできるようになります。
もしできないようならそれはあなたの仕事ではありません。
諦めて下さい。
ただし、半年間はできるようになれるよう頑張ってみて、それから判断して下さい。
超人見知りのわたしが営業部に配属され海千山千の経営者相手に毎日悩まされながらも何とか独り立ちできたのは半年間フラフラになりながらも耐えたからです。
お客さんからは怒られる。嫌な上司からはネチネチネチネチ毎日説教。。。
回りの先輩からは「死臭」がするとまで言われてました(笑)
わたしが出張中に飛び込み自殺をするんじゃないかといつも心配で毎朝ニュースをチェックしていたと(笑)
2020年、現代では「我慢してサラリーマンを続けるのはバカ」という風潮がブログやYouTube界隈で賑わってます。
確かにそうかもしれない。明日会社をクビになってもその翌日から稼げる能力があればそれに越したことはない。
でも大半がそうじゃないから「サラリーマンバカ説」が目立つんじゃないでしょうか。
バカみたいにサラリーマンで頑張って経験を積むことも運をつかむ準備だと思って頑張りましょう!
同期より評価が低いのではないかという不安
新入社員の評価なんて全くあてになりません。
声が大きいとか姿勢が良いとか第一印象で判断されがちですが、仕事を覚えて何年か経つと最初のそういった評価は必ず変化します。
見た目や第一印象が大切なのは言うまでもないですが、「仕事」はそんな簡単に判断されるものではありません。
どういうことかというと、見た目が爽やかでグイグイ前に出てくるような一見誰からも評価されそうな人でも実は何でもいい加減にやってしまい、結局回りに迷惑をかけてしまうような人もいるということです。
少しおおげさな例でしたが、簡単に言うと人それぞれ得意なことも違うし、できることも違うということです。
入社時は目立つ存在で評価が高かったけど、1年もしないうちに化けの皮がはがれてしまう、なんてことはよくあること!
同期と比べるのではなく、有能な先輩、上司の仕事っぷりを見てその人たちを追い越せるようにと考えましょう!
どうやって先輩や上司に追いつき、追い越せるのか。
わたしが新人時代から今でも実践しているテクニックを紹介します!
今は芸能界を引退していますが、お笑い芸人の島田紳助さんがよく言われていたことを参考に始めたことです。
最近ではオタキングこと岡田斗司夫さんもYouTubeチャンネルで似たようなことを言われていました。
それは「ノートに書く」ことです。
わたしの場合は営業部に配属され、まずは電話応対と事務作業を半年間ひたすらやらされました。
自分がうまく話せなかったこと、答えられなかったことを全て書き込んでいきます。
そして先輩たちに「こういう時はなんて答えるんですか?」と聞きにいき、全て書き込みます。
何人かに聞くというのが大事です。
何故かというと色々なパターンがあるのを全て自分のモノにできるから。これは新人の特権です。
そんな簡単なこと?って思ってますよね。
そう思った人、9割以上の人は1か月も続けられません!!絶対継続できません!!
断言してもいい(笑)
わたしが今までこの話をした中で似たようなことをやっていたのは一人だけでした。
担当先の社長です。
一緒に食事をしていた時に「お前、そういえばあの時そう言って俺はこう答えたんだ」みたいな会話があったので聞いてみました。
そしたら「俺は会話しててその人の性格や価値観、バックボーンが感じられた時は必ずメモをとっている。もう20年以上やってる」って。
これわたしも取り入れて今でもやってます。
営業先でうまく話せなかったこと、提案がうまくできなかったこと、逆にうまくいったこと、お客さんとの会話で垣間見えた性格など。
ずっとやってると人の性格を掴むのが早く正確になるし、会話のボキャブラリーが増えるし、聞かれたことに対してのレスポンスが速く(判断が速く)なります。
どういうことかというと、頭が良い人に思われるんです。
人は質問に対する返しの面白さ、速さ、判断の速さ、などに直面したとき「この人頭良い」って感じることが多いんですよ!
で、人見知りのFラン大学出身のわたしでも訓練することによって同期の中でも速く数字も残せたし、「あいつは中々やるしオモロイ奴だぞ」というポジションを掴めました。
是非この方法やってみて下さい。
9割以上の人は辞めるので続けるだけで楽勝ですよ(笑)
最後に
以上、新入社員が抱えがちな不安とその不安に立ち向かう行動3選でした。
①人間関係を良好に築くにはかわいがってもらうことが一番の近道
②そうすれば嫌な上司との関係に悩んでも乗り切れる
③ノートに書いて定期的に見直す作業を継続する
この3つを実行し早く社内でポジションを掴んでください!