嫌いな人・苦手な人との関わり方のコツ【会社員必見!】

  • 2020年4月30日
  • 2021年5月27日
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会社などの人が集まる場所(組織)では必ず自分が苦手だなーとか嫌いだなーと思ってしまう人が一人や二人はいると思います。

特に仕事ではそんな人とも絶対に関わらないといけないことが大半でしょう。

同じ部署、同じ課にいると毎日一緒の空間で過ごさなければなりません。

何でこの人はこんなことを平気で言うのだろう・・・

何でこの人は自分のことを棚に上げてそんなことが言えるのだろう・・・

こんな感じで周囲の感情はお構いなしで自分の利益を最優先したい人と毎日接するのって苦痛ですよね??

こういう人との関わり方や関わる際の心構えを覚えることができたら自分のパフォーマンスを落とすことなく仕事がすすめられます。

とは言っても魔法がかかったように一瞬で身に付くことは残念ながら無理です。

日々の生活の中で常にトレーニングをすることが最も大切です。少しづつ身に付いていくイメージを持って下さいね!

是非最後まで読んで下さい!

この記事を書いているわたしは・・・

yohack
・営業歴17年
・現在は営業マネージャー職
・上場企業、中小企業での勤務を経験
・上司が嫌いすぎて退職経験あり

基本的に嫌いな人・苦手な人とは関わらないことが一番の対策です。どうしても関わらないといけない、関わりを避けられない場合を想定して書いています。

嫌いな人・苦手な人を作ってしまう理由

全部自分の感情がそれを作ってしまっていることを理解しましょう。

そうですよね?嫌いとか苦手って自分の感情です。

自分が求めることが相手と乖離しているからそういう感情がわいてきます。

例えばあなたが「仕事は自分のキャパを上げていくものだ!」とアツく心に刻んで頑張っているところに「常に自分は楽したい」という下心丸見えの人が近くにいたらめっちゃ腹たちますよね?

原因やキッカケは相手にあると決めつけがちですが、「嫌い」とか「苦手」という感情はあなた自身がつくっています。

感情が動くから腹がたつ

「嫌い」「苦手」という感情は自分がつくりだしていると書きました。

言い換えていれば相手に感情が移入してしまうから腹がたつということです。

相手の言動や行動によってあなたの感情がマイナスの方向へ動くことで「腹が立つ」「気に入らない」「苦手」となってしまうのです。

あの人はメンタルが強い!

誰でも聞いたことある言葉だと思います。もしかしたらあなたの近くにいるかもしれませんね。

例えば、社内で有名な嫌味ネチネチ上司のもとに3名の部下がいるとします。

Aさんは2週間で我慢ができなくなり退職。

Bさんは最初、上手にスルーしていたけど3カ月で精神を病んでしまった。

Cさんは1年経った今でもずっとパフォーマンスを発揮し続けている。

Cさん、メンタル強すぎ!って思いますよね?

でも本当にそうでしょうか?

わたしはこう思います。

Cさんは何を言われても上司に対して感情を動かさず、動きそうな時はきっと右から左へ聞き流すワザを身に付けたテクニシャンだ!

強いかどうかより上手いかどうか。

元々の性格や気質は当然影響しますが、日々これから書くことを意識して生活をすればきっとCさんのようなテクニックが身に付いていくと思います。

読み進めて下さいね!

感情を動かさない方法

嫌い・苦手という感情は簡単に消し去ることはできません。

まずはその感情をそのまま受け入れて下さい。

そしてその人と会話をする際は「無感情」を強く意識してみて下さい。

最初は難しいかもしれませんので「無表情」を意識するといいかもしれません。

とにかく「無」を意識し続けると不思議なもので相手への感情が減少してきます。

1か月すると効果は実感できるはずです。

無理に相手を好きになろうとか、いいところを見つけようとか思わないことです。

とにかく「無」を意識して下さい。

感情が動いてしまった時①

そうは言っても大嫌いな人に何か嫌なことを言われて無表情、無感情でいることって難しいですよね。だから「無」を意識してって言われてもイメージがわかない人も多いと思います。

感情が動いてしまった時にどういうことを考えたらいいか。

それは感情が動いたことに集中することです。

例えば、嫌いな人に何か言われてイライラしているとします。

そのイライラしている自分の感情に「あ、今わたしはイライラしている」と思えばいいだけです。

自分の感情が動いた事実にだけ集中して意識を向けていくことで相手に意識が向きにくくなるんです。

これを繰り返していけば自分がイライラするパターンがより詳細に把握できてきます!

そうすると先手を打ってイライラしてしまいそうな環境を作らない(避ける)ように行動できるようになるのです。

不思議ですよね。人間の脳ってすごい!

感情が動いてしまった時②

相手のことを嫌い・苦手だと思ってしまう…と悩んでいるあなたは、ほぼ間違いなく情熱を持って毎日を過ごしているのだと思います。

ということは何となく周囲の多くの人があなたの実力や人間性を認めてくれているのではないかと推測します。

そんなあなたが「嫌い」とか「苦手」だと感じてしまう人って理解力が乏しかったり気が利かなかったり、うだつの上がらない人じゃないでしょうか?

もしそうだとしたら相手のことを「そういう人だ」とその事実をまるっと受け入れるように努めて下さい。これはあなたがそう思考できるように頑張って下さい。

受け入れてないから腹がたつしイライラするんだと思います。

かく言うわたしは30代中盤までずっと嫌いな人・苦手な人の特性をまるっと受け入れることができずにずっとイライラしていました。

何でこんなに意識が低いのか、何でこんなに気が利かないのか、など挙げたらキリがないくらいです…

ですが、ある日をさかいに「この人はこういう人なんだ」って感情を持つようになったら一気にイライラ度が下がっていきました。

その後は自然と自分がイライラしない為の行動をとれるように変わってきたのをはっきり思い出せます。

犬や猫に箸を持ってご飯を食べてって言ったとしましょう。出来ないからってイライラしますか?

しないですよね。それはあなたが犬や猫がそんなことが出来ないことをはっきり認識しているからです。

犬がいたずらして部屋を散らかしたとしても叱ることはあっても、イライラしてどうしようもないとか嫌いとかそういう感情にはならないはず。

あなたの近くにいるあなたの嫌いな人・苦手な人が犬や猫と同じだと言っているのではなく「相手への認識」が変わって、はっきりすれば感情は動きにくくなるってことです。

もっともわたしは犬の顔を想像して会話しますが(笑)

ここまでは自分の感情のコントロールの仕方を書いてきましたが、次は少し違った視点で書きたいと思います。

自分でコントロールできないことは諦める

例えばあなたが会社の方針や体制に腹をたてているようなら正に時間の無駄です。社長や役員なら話は別ですが、いち従業員がコントロールできる問題ではないからです。

そんな感情を持つよりもコントロールできる側になることだけを思い描いて行動して下さい!

上司の指示に腹をたてるのも同じですよね。上司はそのまた上司から指示を受けているからです。(大半はその上司が嫌いだから腹がたつのだと思いますが・・・)

これってすごく時間の無駄。

あなたがコントロールできる問題ではないことに感情を動かすより今コントロールできない問題をコントロールできるようになる為に何が必要でどう行動すればよいかを必死に考えるべきです!

相手や環境に腹をたててイライラしていては何も改善されないし、何と言ってもあなたの本来持つ高いレベルのパフォーマンスが発揮されません。

嫌いな人・苦手な人との関わり方のまとめ

・一番の対策は関わりを極力持たないこと。

・感情を動かさないように訓練すること。

・感情が動いてしまったらその事実にだけ目を向けること。

・相手の特性を理解し、はっきり認識すること。

・自分でコントロールできないことは諦めること。

嫌いな人・苦手な人への関わり方、今から試してみて下さい!

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