上司に評価されない部下の特徴3選【超基礎編!(私はこれで失敗した)】

  • 2020年6月14日
  • 2021年5月27日
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わたしは新卒でとある上場企業に入社しました。

中々のブラック企業だった為、そこで働いた6年間は地獄でしたが尊敬する上司、全く尊敬できない上司、エリート社員、ダメ社員、色々なタイプな人と仕事をしてすごく勉強になりました。

今回は若手時代にわたしが失敗した行動(上司に全く評価されなかったこと)を書きたいと思います。

ちなみにわたしはその会社で営業成績は良かったのですが直属の上司(課長)からの評価が極端に悪く、部門長である事業部長に呼び出されて「お前、異常に評価が低いけどあいつ(課長)に何かしたか?」と言われるくらい上司に嫌われていました。

今のご時世、ある程度の規模の企業なら評価制度もオープンになっていたり透明性が担保されているでしょうが、15年前は上場企業でも評価基準がベールに包まれていたんですね…

・無能な上司にイライラする人
・上司から不当な評価をされていると思う人
・会社で出世したいと思っている人

上司に評価されない部下の特徴3選

そもそも会社という仕組みを理解できていない

どういうことか説明します。

かなりざっくりした言い方ですが、会社という組織では経営陣が意志決定したことを各部門が遂行していくのが基本です。会社が意思決定したことに対してそれぞれの役職者がいかに早く、大きく成果を上げられるかを考え部下に指示を出していきます。

言葉は悪いですが、従業員は歯車の一部なのです。歯車に序列があり、それが上司と部下です。そこをまず認識しなければなりません。それが嫌ならいち早くあなたが経営陣に加わる方法をクリエイティブに考えて行動するか会社員を辞めて独立するしかありません。

この基本的な、組織上当たり前なことを全く理解できていない人が多いのが現実です。

わたしもその一人でした。

日々の業務の中で自分がやりたい事、やりやすい事を優先してしまって自分がやるべきこと、自分に求められていることを理解しようとしていなかったのです。

当然、上司からは再三に渡り注意を受けましたが、自分自身は仕事をしている気になっているから聞く耳持たず・・・ひどい時には反抗していました。

特に大嫌いな上司だと必要以上に反発していました・・・なんて子供じみた大馬鹿者だったのでしょう。

こんな部下は評価されるわけがありません。

評価される人というのは良い意味で自分が歯車の一部だということを開き直って受け入れています。

上司から見ると「よく分かっていて信用できる」部下なのです。

もしあなたが不当な評価を受けていると思っているのであれば少し自分の仕事を振り返ってみて下さい。自分のやりたいことをやりやすくする為に頑張っているだけではないですか?

会社で働くということは上司の指示を受けて業務を遂行するということです。

上司はその指示と部下の結果に対して責任を負います。

上司の指示に従わない

恥ずかしいですが当然これもわたしの経験です。

ちなみにこの上司、わたしだけでなく他の社員からも全く信用されていないおっさんだったんです。業務中にすぐタバコを吸いに行く、無用な外出はする、責任は人に押し付けるなどなど。

そんなヤツに偉そうに指示されたら誰でも反抗したくなりますよね??

うなずいた人、まだまだ甘いです!(笑)

そんなヤツが上司でも感情を動かさずに淡々と自分の仕事を遂行していく人が世の中にはいるんです。それが評価される人なんですが。

すみません、無駄話が長くなりました。

上司が指示したことに対してはまずは「はい」と100%受けるのが正解です。

これが出来ない部下は中々存在しないとは思いますが・・・

「これって私の仕事でしょうか?」「ここはこの人に依頼いた方がいいのではないですか?」

など意見することはもってのほか。少し仕事に慣れて仕事を覚えてくるとこういった言動が出てくる人を見かけます。

何か意見があるなら仕事を進めていくうちに「相談」と「報告」という形、「ご意見伺い」として話を持っていきましょう。

例えば

「こういう風に進めてきたのですが、この部分は他部署の〇〇さんに協力してもらわないと先に進めなさそうなので部署間の調整をして頂いてもよろしいでしょうか?それとも何か良い方法があったらアドバイス頂けますか?」

という感じです。

プライドが高い上司なら尚更この方法をとった方がよいです。

まず上司の指示を100%遂行していることを見せつつ他にも良い方法がありそうだということを上司の手柄にしてしまうような懐の深い部下なら100点です。

本来なら部下の手柄にしてあげるのが上司の仕事ですが・・・

世の中そんな100点の上司など中々存在しません。

そんな中でもあなたは高評価を受けて早く指示を出す方に回って下さい。

まずは上司に評価されないと立場が変わらない。

日頃の仕事っぷりがクズみたいな上司でもその上司から評価されないといけない。

会社員ってそんな不条理な世界なのです。

言われたことしかできない

これもわたし自身の経験です。

よく居酒屋のトイレとかに張り紙してませんか?

言われなくても出来るのが人財

言われて出来るのが人材

言われても出来ないのが人罪

こんな標語。

わたしは言われて出来たことだとしても、その1歩先の気遣いを沿えれば評価されると思っています。

初めて依頼されることなら言われたことしか出来ないと思いますが、何度か依頼されたことであれば、その先にあることが分かりますよね?

本当に些細なことでもいいので実践してみて下さい。

例えば会議資料を作成するのであればどの順番で綴ってあれば上司が見やすいのかとか、マーカーをつけてくべきポイントとか、その上司の特性に沿ってやればいいのです。

「ここまでくれば言われなくても出来る」です。

いつも上司がやっている作業を「それくらいなら私がやりますよ」と言っても良し。

「言われて出来る」ではなく「一歩先を読んで出来る」のが評価される第一歩。

言われたことしか出来ないようでは上司から評価されません

ちなみにわたしは言われたことしかやっていませんでした。

わざとそうしていた節さえある、最低の部下です。

嫌われて当然ですよね。

結局は全て自分に返ってくることすら理解できていませんでした。

皆さんにはこういった経験をして欲しくないと思っています。

さいごに

誰がどう見ても本当に無能で人間的に難があるような上司はいずれ化けの皮がはがれます。

わたしの経験では間違いないです。(無能な上司ばかりならその会社は早く辞めてください)

その化けの皮が剥がれる要因って色々なケースがあると思います。

本人が何か問題を起こすか、誰かがリークするかです。

リークは社内で信用の貯金が貯まっていない人がやってしまうと逆効果ですので気を付けて下さいね。

周囲の大半があなたの仕事っぷりを認めていて、信用もされていて、欲を言えば部長以上の役職者が最低でも一人はあなたのことを上に上げたいと考えているような味方がいるのであればリーク主になっても良いと思います。

リークというのは決して間違っていなくてもリスクが伴いますので気軽に口に出さない方がいいと思っています。

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